皆さん
こんにちは。ツツミです。
先日、青春18きっぷを利用して日帰り旅で、秘境のローカル線である、只見線乗り鉄旅に行きましたので、その様子を紹介していきます。
日帰りで帰るために、一部新幹線を利用しましたが、青春18きっぷと、えきねっとeチケットトクだ値を利用して大変お得に旅をすることが出来ました。
青春18きっぷのご紹介は、以前書いた記事をご覧下さい。
水戸駅から水郡線に乗り換えて郡山駅へ
常磐線の下り始発に乗って、一路茨城県の水戸駅へ。常磐線の下り始発電車は6:58に水戸駅に到着します。
続いて、水戸駅7:28発の水郡線郡山駅に乗り換えます。平日の朝だったので、水戸駅を出発してすぐは、地元の通学する高校生で席がいっぱいでした。
途中の上菅谷駅で、常陸太田行きの線路と別れて、郡山駅方面へ電車は進みます。この頃には、高校生はほとんどいなくなっておりました。
水郡線は「奥久慈清流ライン」という愛称を付けられており、途中の山方宿を過ぎると久慈川沿いを走っていきます。久慈川沿いを80Km近くの快速で走るので、車窓がとても気持ち良かったです。
水郡線は初めて乗りましたが、非電化路線で、ディーゼルで走るのですが、思った以上にスピードを出していて、気持ち良い走りでした。
8:57に定刻通り、ちょうど中間地点くらいにあたる常陸大子駅に到着しました。乗務員交代のために7分間停車をした後、終点郡山を目指して出発します。
その後、福島県に入ると駅名には「磐城〇〇」という駅が増えていきます。
郡山駅の一つ手前の安積永盛駅で東北線と合流。その後は郡山市街に入っていき、ローカル線の風景から一気に地方都市の風景に変わります。
10:50に定刻通り、終点の郡山駅に到着しました。
磐越西線に乗り換えて会津若松駅へ
郡山駅で11:15発の磐越西線普通電車に乗り換えて、会津若松駅へ向かいます。
磐越西線は電化区間ではありますが、途中で中山峠を越えていく峠越えの路線です。途中で猪苗代湖の車窓をあまり見ることは出来ませんでしたが、進行方向右側に磐梯山がとても綺麗に見えます。
無事に峠を越えると車内からでも、標高を下っているのを感じるくらいの下り坂に入ります。下り坂を下りきると市街地に入り、終点の会津若松駅に到着します。定刻通り、12:31に会津若松駅に到着しました。
会津若松駅の乗り換え時間が30分近くあったので、一度改札を出て昼食の駅弁などを買い出しました。そして、今回の旅の目的である、只見線のホームへ向かいます。
只見線4時間42分の旅
只見線は福島県の会津若松駅と新潟県の小出駅の約135Kmを結ぶ路線です。会津若松駅と小出駅の全区間を乗り通せる列車が1日3往復しか走っていない、秘境路線です。
只見線は、2011年の台風の影響を受けて長い間、一部区間運休しており、廃止の危機もありましたが、福島県と地元自治体の努力により、2022年に無事に全線復旧を遂げました。
会津若松駅13:05発の只見線小出行きに無事に乗り込みました。最初は会津若松市周辺の平野部を走っており、地元高校生が多く乗っておりました。
会津坂下駅で高校生が大量に降りていき、会津坂下駅を出ると、一気に風景がローカルな風景に変わります。列車は山間を走っていき、会津坂本駅を出ると只見川沿いを走っていきます。
会津柳津駅では団体客が乗って来て、一気に車内は賑やかに。その後は、只見川を渡る橋梁の旅に列車は減速して景色が見やすいようにしてくれます。
只見川と自然の木々の風景がとても綺麗で見ていて飽きない風景が長い間続いていきます。
列車は定刻通り、14:58に会津川口駅に到着しました。
会津川口駅は只見川にとても近い位置にホームがあり、ホームからの景色も圧巻です。会津川口駅では反対側から来る列車との交換のために、30分ほど停車します。
30分間の停車時間中に駅の外を探索することも出来ます。青春18きっぷの旅の醍醐味ですね。
会津川口駅から先はいよいよ1日3往復しか、列車の走らない秘境区間を走ります。
本名駅を出発してすぐに右側に見えてくる本名ダムを橋梁を渡りながら見る景色は絶景でした。
只見川沿いを走行し雄大な風景を楽しみながらも、沿線のお店や住民の方が列車が通る時に列車に向けて手を振っており、とても暖かい気持ちになりました。
列車は16:21に福島県最後の只見駅に到着。10分ほど停車した後に出発し、いよいよ新潟県に入ります。
列車は無事に新潟県に入り、終点の小出駅を目指します。沿線には住宅が増えてきて、豪雪地帯特有の2階に玄関がある家の数々を車窓から見られます。
列車はついに、17:47に終点の小出駅に到着しました。4時間42分間の長旅でした。
浦佐から上越新幹線で大宮までワープ
小出駅からは上越線に乗り換えて、2駅先の浦佐駅へ。
浦佐駅から上越新幹線に乗り換えて、18:53発のとき338号で大宮駅へ。今回奇跡的に、えきねっとのeチケットトクだ値で30%オフのチケットが取れたので、浦佐駅と大宮駅間を4,450円で移動することが出来ました。
大宮駅には、19:48に到着しました。1時間も掛からずに首都圏まで帰ってくることが出来ました。やはり、新幹線はとても早いです。
その後、大宮駅からまた普通電車を乗り継いで帰路につきました。
どのくらいお得になったのか
最後に、青春18きっぷとeチケットトクだ値のお陰でどれくらいお得に旅が出来たのかをご紹介します。
本来のお値段は
金町駅~浦佐駅 8,030円
浦佐駅~大宮駅 6,580円 ※上越新幹線指定席
大宮駅~金町駅 659円※IC利用
合計15,269円
かかるところを今回の旅では
青春18きっぷ1回分 2,410円
浦佐駅~大宮駅 4,450円 ※上越新幹線指定席eチケットトクだ値30%オフ
合計6,860円
つまり、8,409円もお得になりました。
青春18きっぷと、えきねっとのeチケットトクだ値は、鉄道旅をする上でとてもおススメです。
まとめ
今回は青春18きっぷを利用した只見線の旅の旅行記をご紹介しました。
途中で新幹線を入れることで、東京からでも日帰りで只見線を全線乗ることが出来ます。
ローカル線の旅もたまにはおススメです。