皆さん
こんにちは。ツツミです。
先日のキュンパス旅で津軽鉄道のストーブ列車に乗って来ましたので、本日はその詳細をこちらの記事でご紹介したいと思います。
※ストーブ列車とは、津軽鉄道で毎年12月~3月の期間限定で運転している列車です。ダルマストーブを車内に搭載して、石炭をダルマストーブで燃やしながら、車内暖房をする日本でも珍しい列車です。
キュンパス旅の全貌はこちらの記事をご覧下さい。
津軽五所川原駅からスタート
キュンパスを利用して、新青森駅まで向かい、その後無事にストーブ列車の出発駅である、津軽五所川原駅に到着しました。
津軽五所川原駅の窓口で、終点の津軽中里駅までの乗車券とストーブ列車券(500円)を購入します。こちらの切符は型紙を使った古き良き切符で旅の思い出としてお持ち帰ることも出来ます。
列車が到着するまで、津軽五所川原駅の改札前の待合室で待ちます。売店でストーブ列車の中で食べるスルメを事前に購入致しました。
列車が到着して、改札がオープンしたので津軽鉄道のホームまで向かいます。ホームへ向かう跨線橋はJR線と共用となっております。
ストーブ列車の準備が済むまで並んで待ちます。午後の便ということもあり、20分前から改札前で待っていたら一番先頭で待つことが出来ました。津軽五所川原駅14:40発のストーブ列車に乗ります。
ストーブ列車車内へ
一番先頭に並んでいたこともあって、無事にダルマストーブの目の前の二人掛けの席に座ることが出来ました。ダルマストーブの目の前の席は、思った以上に暑いので注意が必要です。
先ほど購入したスルメは、順番にアテンダントさんがストーブであぶってくれます。
アテンダントさんがあぶったスルメを、食べやすいサイズに割いてくれます。車内で購入したりんごジュースとともに頂きます。あぶりたてのスルメは、とても美味しかったです。車の運転があったために、日本酒を飲むことが出来なかったことが残念でした。またいつかリベンジしたいと思います。
ストーブ列車の車両は昭和20年代に作られた車両が使われており、乗っているだけでもとても趣があり、楽しかったです。
出発後のストーブ列車車中
ストーブ列車は定刻通り、14:40に津軽五所川原駅を出発しました。
ストーブ列車の車内から見る津軽半島の雪景色は、とてもノスタルジックで最高でした。列車の運行中は、アテンダントさんが途中途中の駅や車窓を詳しく案内してくれます。津軽弁でユーモアに富んだ案内がとても味があります。
アテンダントさんが案内してくれますが、途中の嘉瀬駅には、左手に、元SMAPの香取慎吾さんがペイントした慎吾列車があります。1997年に地元の小学生達とペイントしたものを再度、2017年にも香取慎吾さんが来てペイントし直したそうです。
途中の金木駅で、半数の方々が降りていきました。金木駅からは歩いて、太宰治記念館「斜陽館」に行くことが出来ます。
ストーブ弁当を食す
3日前までの事前電話予約で購入できる、ストーブ弁当を津軽五所川原駅で購入しました。こちらのストーブ弁当は1つ1,400円になります。2人前以上のご注文が必要になりますので、事前予約とともにご注意ください。
ストーブ弁当は、津軽鉄道を盛り上げるために考案された弁当で、地元の食材をふんだんに使った内容となっております。また、箱は竹を編んで作られております。ストーブ列車が走る時期に期間限定で発売されております。
個人的にはイカがとても美味しかったです。ストーブ列車に乗る際にはストーブ弁当も合わせておススメです。
終点の津軽中里駅に到着
列車は、定刻通り15:25に終点の津軽中里駅に到着しました。津軽鉄道は日本最北の私鉄であり、その終点の津軽中里駅は日本最北の私鉄駅として有名です。
せっかくなので、駅の外に出て駅の周りを少し散策しました。
ストーブ列車の撮影スポットも駅の近くにあります。
本来であれば機関車がストーブ列車をけん引するのですが、この日は機関車が整備中でしたので、気動車である。走れメロス号がストーブ列車をけん引しておりました。
まとめ
今回は、津軽鉄道のストーブ列車の乗車記をお送りして来ました。乗り鉄として、ストーブ列車に乗るのが夢でしたので、今回やっとストーブ列車に乗ることが出来てとても良かったです。
通常料金に500円追加するだけで、とてもレトロな車両で旅を楽しめるとともに、アテンダントさんがお客さんを楽しませながら、観光案内をしてくれるので、大変お得な列車となっております。
ストーブ列車の中で食べるスルメやストーブ弁当は格別でした。
ダルマストーブのお陰で体も大変温まりました。
是非とも皆さんも一度、津軽鉄道のストーブ列車に乗ってみて下さい。