皆さん
こんにちは。ツツミです。
先日、新潟駅から秋田駅までを結ぶ、特急いなほ1号に乗車してきたので、その様子を今回はご紹介したいと思います。
ちなみに前日の旅全体の様子は下記のブログ記事でご紹介させて頂いております。良かったら、合わせてお読みください。
特急いなほ1号とは
特急いなほ1号は、新潟駅を始発として、白新線、羽越本線を通って、秋田県の秋田駅までを結ぶ特急列車です。
途中停車駅は、新潟、豊栄、新発田、中条、坂町、村上、府屋、あつみ温泉、鶴岡、余目、酒田、遊佐、象潟、仁賀保、羽後本荘、秋田です。
新潟~秋田間を3時間35分で結びます。
特急いなほ号で使われる列車は、E653系で、もともと常磐線を走る特急電車「フレッシュひたち」で使われていた車両を改造して、いなほ号に転用しております。よって、社内チャイムなども「フレッシュひたち」で使われていた、「ひたちチャイム」と呼ばれるもので、茨城県で育った私としては、とても懐かしい気持ちになるチャイムです。
座席には今は珍しいチケットホルダーも付いております。特急いなほ1号は7両編成で、1号車:グリーン車、2号車~4号車:指定席、5~7号車:自由席となっております。
1号車のグリーン車を除いては、座席にコンセントは付いておりませんので、秋田までご利用になる方は、事前に十分にスマホを充電するか、モバイルバッテリーを持参することをおススメします。
今回は、キュンパスを使って利用しましたので、指定席2回使えるうちの1回を使って、窓側の席を取りました。
キュンパスの詳細に関しては、こちらの記事をどうぞ。
特急いなほ号を利用する際は、進行方向左手で日本海側のAB席を利用することをおススメします。
更に偶数の席を利用すると窓が広く見えるようになっているので、日本海の絶景を車窓から楽しむためには、偶数のAB席がおススメです。
また、いなほ号では車内販売が無いため、事前に飲み物や食べ物などを買っておくことをおススメします。
新潟~酒田まで
東京から、特急いなほ1号に乗るためには、上越新幹線の始発列車、とき301号を利用すれば乗ることが出来ます。
とき301号は新潟駅に8:10に到着するので、新潟駅8:22発の特急いなほ1号の乗り換えには少し余裕があります。急いで品物を選べば、新潟駅のNewDaysで買い出しも時間的には可能です。
新潟駅は、新幹線と特急いなほ号の乗り換えがしやすい設計になっており、買い出しなど不要であれば、ホーム上にて乗り換え改札を利用して乗り換えることが可能です。
いなほ1号は定刻通り8:22に新潟駅を出発。9:08に村上駅を出発すると、すぐに日本海沿いを走り始めます。
車窓からは日本海の絶景を眺めることが出来ます。
いなほ1号は、村上駅~あつみ温泉駅の間で日本海の絶景スポットである、笹川流れを通ります。約40分ほど日本海の絶景を、進行方向左手に眺めることが出来ます。
絶景を眺めながら、ビールを片手に鉄道旅を楽しみました。
あつみ温泉駅を過ぎて少しすると、日本海側を離れて内陸部へと入っていきます。
10:12に鶴岡駅に到着、10:23には陸羽西線の乗り換え駅余目駅に到着。
続いて10:31には、山形県庄内地方の中心駅である酒田駅に到着します。
酒田駅では多くの乗客が降りていきました。
いなほ1号は、秋田行きですが、下り特急いなほ号の半分以上は、この酒田駅止まりとなっております。
酒田駅~秋田駅と車内設備の紹介
酒田駅を出ると、晴れていれば進行方向右手に鳥海山が綺麗に見られます。
今回は残念ながら雲が掛かっていて鳥海山を見ることは出来ませんでした。いずれリベンジしたいと思います。
遊佐駅を出発すると、いなほ1号はいよいよ秋田県区間に入るとともに、再度日本海側を走ります。左手に日本海の絶景を再度見ることが出来ます。
また、秋田県に入った途端に風力発電を見ることが増えます。車窓からも、秋田県が風力発電に力を入れていることが出来ました。
終点の秋田駅まで少し時間があるので、車内探索をしました。
いなほ号は1号車、3号車、4号車、6号車に化粧室(お手洗い)があります。
また、トイレの隣には洗面台が付いております。歯を磨いたりなども出来ます。
特急いなほ1号は、11:24に羽後本荘駅を出発して、いよいよ終点の秋田駅に向かいます。
いなほ1号は定刻通り、11:57に秋田駅に到着しました。ホームの隣側には、12:40発の特急つがる3号青森駅が止まっておりました。つがる3号に乗り換えたら弘前、青森に向かうことも出来ます。
まとめ
今回は、白新線、羽越本線の特急いなほ1号の乗車記をお送りしてきました。
乗り鉄ツツミとして、海を眺める車窓が好きな方にとてもおススメの特急電車になります。秋田に行く際に少し余裕がある場合や、山形県の庄内地方に行く際には是非とも一度利用してみて下さい。