皆さん
こんにちは。ツツミです。
先日、キュンパスを使って山形方面へ旅をした際に、山形新幹線下りの最速達便である、つばさ131号に乗車したので、その乗車記をこちらでご紹介したいと思います。
ちなみに、キュンパスを使ったその時の旅自体の記事は下記からご覧下さい。
山形新幹線つばさ131号とは
山形新幹線つばさ131号は、山形新幹線下りの最速達便です。
始発の東京を出ますと、途中停車駅は、大宮、福島、米沢、山形、天童、さくらんぼ東根、村山、大石田、新庄の順番に停車します。
山形より先は、山形新幹線が停車する全駅に止まりますが、山形までは、途中、大宮、福島、米沢の3駅しか止まりません。
ほとんどのつばさ号が停車する、上野駅を通過する珍しい列車です。
途中の福島までは、やまびこ131号仙台行きと連結して走ります。進行方向の前寄りが、つばさ号。後ろ寄りが、やまびこ号となっております。東北新幹線区間は最高速度275km、福島から先の奥羽本線区間は最高速度130kmで運転します。
東京を9:24に出発して、山形に11:50。終点の新庄には、12:35に到着します。東京~山形間を2時間26分で結びます。
山形新幹線では、2024年3月16日のダイヤ改正から、新型車両であるE8系がデビューします。このつばさ131号で使われる車両もE8系に置き換わる予定です。E8系は東北新幹線区間の最高速度が300kmとなり、東京~山形間の所要時間も4分短縮された2時間22分になります。
車内設備
つばさ号は全席指定席です。グリーン車は進行方向一番後ろ寄りの11号車、それ以外は普通車指定席となります。トイレは11号車、13号車、15号車、16号車にあります。また、トイレのあるところには洗面台も設置されております。
私の乗ったつばさ131号はE3系2000番台で運転されておりました。E3系2000番台は、窓側席にコンセントが設置されております。
足元にはフットレストがあり、これが意外と快適でした。
座席の頭上には読書灯がありました。飛行機みたいですね。
乗車記
2024年2月15日に、キュンパスを使って、つばさ131号に乗車してきました。つばさ131号は東京駅の新幹線ホーム、21番線から発車します。
折り返しの上り山形新幹線つばさ122号が、山形新幹線内にて線路内立ち入りで遅延したため、11分遅れで東京駅に入線しました。
ホームには、つばさ131号を待つ列が出来ておりましたが、インバウンドの外国人観光客がとても多いイメージでした。
つばさ131号は10分遅れの9:34に東京を出発。東京を出た直後の乗車率は7割くらいでした。
つばさ131号は、あっという間に上野駅を通過していきます。そして、大宮駅に到着。
大宮駅を出た頃には、つばさ131号は約9分遅れまで回復しました。大宮駅からも人が乗り込んで、大宮駅を出発した時には、車内はほとんど満席状態となりました。
進行方向左手の窓側席であるD席を今回取りましたが、D席からは東北新幹線区間でも、山形新幹線区間でも、雄大な山々の車窓を楽しむことが出来ておススメです。色んな山々が、ほとんど絶えずに見られるので、飽きることがありませんでした。
つばさ131号は、大宮の次の停車駅である福島に到着。やまびこ号との切り離し作業を行い、10:56に出発しました。この時点で遅れを8分まで縮めました。
つばさ131号は、福島駅を出た後は在来線である奥羽本線(山形線)を通って山形、新庄へと向かいます。車窓も新幹線の車窓から在来線の車窓へと一気に変わります。
山形新幹線は、福島~米沢間で福島県と山形県の県境にある板谷峠を走ります。新幹線の車窓から峠越えを楽しむことが出来ます。車窓を眺めていると結構迫力がある景色を楽しめます。
板谷峠を越えると、つばさ131号は、山形県最初の停車駅である米沢に到着。
米沢を出たら田園風景が広がりますが、田園風景の奥にも雄大な山々を望むことが出来ます。
つばさ131号は8分遅れの11:58に山形駅に到着。2分の回復運転があったので、通常よりも2分早い2時間34分で山形駅に到着をしました。
まとめ
本日は、山形新幹線下り最速達便である、つばさ131号の乗車記をお送りしました。
E3系でつばさ131号に乗られるのも残り僅かなので良い経験となりました。
皆様も山形へ行かれる際には、つばさ131号を検討してみてはいかがでしょうか。