皆さん
こんにちは。ツツミです。
昨日新潟旅行に行く際に、上越新幹線の最速達便であるとき311号に乗車したので、その乗車記を書いて行きたいと思います。
新潟旅行の詳細はこちらのブログをご覧下さい。
とき311号とは
とき311号は上越新幹線の下り電車の最速達便で、東京駅と新潟駅間を1時間29分で結びます。
以前はE2系の車両を使っており、最高時速が240kmでした。※一時期は大清水トンネルの勾配を利用した275km運転も過去にしていたそうですが。
それが2023年のダイヤ改正で上越新幹線の使用車両が北陸新幹線でも使われているE7系に統一されたため、最高時速も275kmに引き上げられました。
最高時速が引き上げられましたため、東京と新潟間も最大7分の時間短縮となりました。鉄道路線で7分の短縮はとても凄いことです。
また、とき311号は速達で新潟駅に到着させるため、東京駅を出ると大宮に停車し、その後は終点の新潟駅までノンストップで走行します。
上越新幹線の駅は東京から順番に、東京駅、上野駅、大宮駅、熊谷駅、本庄早稲田駅、高崎駅、上毛高原駅、越後湯沢駅、浦佐駅、長岡駅、燕三条駅、新潟駅になります。
とき311号は上記の赤字で示した駅だけに停車致します。
上野駅や長岡駅を通過する珍しい電車となっております。
東京駅から乗車
とき311号は東京駅の20番線から9:12に出発します。
出発の3分前から乗車が開始されました。ホームでも車内でも「通常よりも停車駅が少ない列車となっております。お乗り間違えが無いようにご注意下さい」と何度もアナウンスされておりました。
定刻通り9:12に東京駅を出発しました。
指定席を購入して乗車したのですが、平日という事も、乗った車両の東京駅からの乗車率は3割程度でした。
窓側のE席に座ったのですが、E7系は全席でコンセントを利用できます。E席は窓下にコンセントの差し口があります。スマホを移動中に充電できるのはとても便利です。
電車はあっという間に上野駅を通過して、定刻通り大宮駅に到着しました。なかなか上野駅を通過する新幹線に乗車することは無いのでとても新鮮でした。
東京ー大宮間の最高速度は130kmのため、新幹線にしてはゆっくりに感じる区間となります。
大宮を出ると、275km運転が始まる
大宮駅からも人が乗り込んで来て、乗車率は5割程度で出発しました。
とき311号は大宮駅を出発すると一気に加速していきます。
速度を測るアプリで測ってみると270kmを超えておりました!!
このくらいのスピードになると、目視でも新幹線らしいスピードを感じられます。以前に240kmの上越新幹線に慣れていた人はそのスピード感を体感できると思います。
冬の晴れ空ということもあって、車窓からは富士山が綺麗に見られました。こういう車窓を楽しめるのも電車旅の醍醐味の一つですね。
とき311号はあっという間に高崎駅を通過していきます。
次の上毛高原駅では、東京駅を20分前に出発した、とき309号を高速で追い抜きます。
そして、大清水トンネルへ。長いトンネルを抜けると新潟県に入り、すぐに越後湯沢駅があります。越後湯沢駅も問答無用で通過していきます。
その後、新潟県第二の都市である長岡市の長岡駅も通過します。とき311号は下り電車で長岡駅を通過する唯一の電車です。
新潟駅の一つ手前の燕三条駅を通過する頃には、終点の新潟駅での乗り換え案内の車内放送が始まります。
とき311号は定刻通り、10:41新潟駅に到着しました。東京駅から1時間29分。あっという間でした。Amazonプライムで映画を見終わる前についてしまうくらい早いです。
なお、庄内地方にその後向かう方は、新潟駅10:48発のいなほ3号酒田行きに同一ホームからスムーズに乗り換え出来ます。庄内地方に向かう方は場所によっては飛行機よりも早く便利に移動出来ます。
まとめ
本日は上越新幹線の下り最速達便である、とき311号の乗車記を書いて来ました。
275km運転となり、東京と新潟を1時間29分で結ぶとても便利な列車がとき311号となります。時間も東京駅を9時代に発車し、新潟駅に10時台に同着出来るため、観光でもビジネスでもとてもおススメの電車です。
新潟を訪れる際は、とき311号是非とも利用を検討してみて下さい!!